イタリア代表のGKジャンルイジ・ブッフォンとMFアンドレア・ピルロが、『CNN』の独占インタビューに応じた。また、ブッフォンは兄貴分として、FWマリオ・バロテッリについて、「彼は良いヤツで、ハートがある。まだ若いが、徐々に成長しなければいけない。過ちを犯すのは当然で、僕もしてきた。でも、成長するのも当然のことだ」とコメントしている。

また、ピルロはバロテッリについて、「僕は彼のことをあまり知らない。彼が何をやろうが、あるいはやるまいが、それは彼のことだ。良いヤツだと思うけどね。大事なのは、ピッチで良いことができるかどうかだ」と語った。

ブッフォンにとって驚きなのは、ファビオ・カンナヴァーロやアレッサンドロ・デル・ピエーロと記録で並んでいたということだ。主要大会の本大会に出場するのが7度目となる。ブッフォンは「じゃあ、2000年のEUROを欠場したのは残念だね。出ていれば、もう単独トップだったのに」と答えている。

今回のEUROはブッフォンにとって、キャプテンとして臨む初の大舞台だ。同選手は「子供のころは、こうなるなんてまったく思わなかった。とてもうれしいことだし、誇らしいことだ。そして、ごう慢になっているわけじゃなく、自分はそれに値したとも思っている」と話している。

W杯優勝以外で最もうれしかった瞬間を問われると、ブッフォンは「08年のEUROで(アドリアン・)ムトゥをストップしたことと、06年W杯のドイツとの準決勝だ。最悪なのは、04年のEUROだね。僕らは少し『不思議な』形で敗退した。それに、(02年W杯の)韓国戦も『不思議』だったよ」と答えた。