少なくとも、DFマイコンは戻ってきた。5連敗中、しかも5試合連続(471分間)で無得点と、深刻な危機にあるインテルは、4日に行われるカターニア戦を前に、2日に届いた朗報にすがっている。マイコンが3日連続でチーム練習をこなしたのだ。

マイコンはマルセイユとのチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦ファーストレグで負傷していた。だが、当初の見込みよりも深刻なケガではなかったようだ。現時点で、マイコンがカターニア戦に出場する公算は高くなっている。

クラウディオ・ラニエリ監督は4バックにおける重要な駒を取り戻せるということだ。マイコンのクロスは、不振にあるインテル攻撃陣にとっての特効薬となり得る。

一方、ドイツ対フランスの一戦で負傷していたマルセイユのフランス代表MFマテュー・ヴァルブエナは、太もものケガで今後3試合を欠場する恐れがあるようだ。マルセイユが発表しており、ヴァルブエナは筋肉損傷で8〜10日間の戦線離脱になるという。

これにより、ヴァルブエナはトゥールーズ、エヴィアン、アジャクシオとの試合を欠場することになる。だが、13日にミラノで行われるインテルとのCL決勝トーナメント1回戦セカンドレグには間に合うはずだ。