15日に行われたヨーロッパリーグ(EL)・グループリーグ第1節で、ラツィオはホームでバスルイと対戦し、2−2で引き分けた。ELデビュー戦で格下相手にホームで引き分け、ラツィオのエディ・レヤ監督は試合後、このドローを教訓にしようとしている。

「(2失点を許した)後半のあの10〜15分間、間違いなく我々は前半のようにいきいきとしていなかった。逆転されてしまったんだからね。ただ、それから素晴らしい巻き返しがあったことは言わなければならない。試合の展開を考えれば、重要な結果だと思う」

「(DFステファノ・)ザウリの退場は残念だ。数的不利になって、我々は苦しんだね。勝ち点3を期待していたんだ。コンディションは彼らの方が整っているが、それでもクオリティーは我々の方が上だからね」

「欧州の舞台では、勝てると決まっている試合などないということを理解しなければいけない。我々には経験が必要なんだ。もっと激しく、集中し、つくったチャンスは決めていかなければならない」

一方、同日の試合でウディネーゼは、レンヌにホームで2−1と逆転勝利を収めている。フランチェスコ・グイドリン監督は試合後、『メディアセット』に対し、「我々は新しいチームで、まだお互いを知らない若手がたくさんいる。仕事をしていかなければいけないんだ」とコメント。次のように続けた。

「3つのコンペティションすべてで残っていくために、我々はできる限りを尽くすよ。すべての選手が起用できる状態であることを願おう。我々は、問題なく(セリエAに)残留することを目指している」

「2日後にはまたリーグ戦があるし、力を温存するためにも、今日は(アントニオ・)ディ・ナターレを途中で下げなければいけなかった。(パウロ・)バレートはまだ90分間プレーする準備ができていないんだ」