先制点、追加点を許しながらも、粘りのサッカーで、その都度同点に追いつき、最後はPK戦で女子世界ランク1位のアメリカを下した日本代表=なでしこジャパン。同日、フジテレビ「とくダネ!」では、準決勝戦のヒロインとなり、愛くるしいルックスから一躍人気に火がついた川澄奈穂美の父・守弘さんが電話で感想を述べた。

「もう、言葉がないですね。感激、感動で」という守弘さん。“川澄に何て声をかける?”と質問されると、「もし目の前にきたら、アイコンタクトで“よくやった”って、それだけだと思います」と控え目に話す。

また、何度も窮地に立たされた試合中の気持ちを訊かれると、「(不安が)全くないっていったら嘘になりますけど、スウェーデン戦で粘り強く追い付いて、逆転して引き離したチームですから。そして、今までほとんど勝つことができなかったドイツに粘って粘って勝ちましたので。やってくれるっていうふうに信じてあげるのが親ですから」と語り、娘の強さの秘訣については「本当にサッカーが好きだからこそ、強くなったと思います。練習行くのも何するにも、嫌な顔一つせず、練習が辛かったなんて言ったことは一度もない」と言い切った。

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