熱心なベイファンからは叱られそうだが、この時期になってようやく今季初のハマスタナイターを迎えた。
今日が、ベイスターズのナマ観戦としては一軍戦が3試合目で、二軍戦も含めると6試合目なのだがハマスタでのナイターは初めてなのである。


風薫る5月のナイターは最高だ。
しかし、今季のハマスタで昨年から大きく異なる点がある。
何か足らないのだ。
そうだ、あの「美しすぎるビール売り」がもういないのだ。
確か、昨年彼女が某週刊誌に取材された際に「学校を卒業するため2010年シーズン一杯で引退」を表明していたのを思い出した。
「美しすぎるビール売り」の名付け親を自負する私としては、是非彼女に引退試合を実施してほしかった。
いや、今からでも遅くない。
ベイスターズは始球式に彼女を招へいしてはどうか?
一試合限り、あのエビスの制服を身にまといビールの箱を肩からさげたまま始球式を行ってもらうのだ。
試合中もあのコスチュームのままスタンドを練り歩きわれわれさすらいのオヤジ達の目を楽しませてほしい。
その日は、観客数が(オヤジ中心に)増加すること請け合いである。

彼女がいないと、他の売り子さんの美貌レベルも心なしかワンランク下がったような気がしてならない。
私も試合中、ビールを注文しようとしたがヤマンバのようなメイクの売り子さんの姿が目に浮かび思わずひるんだものだ。
もし、私のこのコメントで傷ついた売り子さんやそのご家族がおられたら、所詮オヤジの戯言として許して欲しい。

肝心の試合では前日、一夜にして3位から最下位に転落したわがベイスターズはヤクルトのバレンティンの3発に今夜も沈んだ。
実は、試合途中からの観戦だったためこの目で見たバレンティンの本塁打は3本目だけなのだが、センターの一番深いところに叩きこんだパワーには恐れ入った。
先月も神宮でのベイスターズ戦で私は、彼の場外弾を目撃しド肝を抜かれている。
しかし、マリナーズ時代のバレンティンは恵まれた身体能力を有しながら走攻守全てにラフで、酷な言い方をすると「首からしただけで野球をやっている」印象があったが、日本でのこのバクハツぶりはどうだ。
「首から下だけ」でNPBがやられてしまうのは見ていてつらいものがある。