ロベルト・カルロス

ちょっとした空き時間でもサインに応じるロベルト・カルロスさんの神対応の巻。

2011年5月11日 9時51分

とりあえずお願いしてみるものなんだ！

みなさんは選手にサインをもらうときどうしているのでしょうか。僕はこのようにパソコンの前でカタカタやっているだけの内気な男なので、どうしても「サインください」のお願いができないのです。ファンが群がっている場面では腰が引け、選手がひとりでボーッとしているときはお邪魔かなと遠慮し、結局またサインペンをカバンにしまい込んでしまうばかり。

しかし、欲しいものを欲しいと言えないのは悲しいこと。

もとAKB48の中心メンバーで、「AKB辞めなきゃよかったね」「今からでもAKBに頭下げられないかな」「紛らわしいから苗字だけ変えて」でおなじみの大島麻衣さんはツイッターで言っていました。「はぁ～。隠し撮りする勇気があるなら声かけてくれればいいのに…。」と。コソコソとするより、堂々とお願いをしにこいという大島まいまい。彼女のサインや写真が欲しいかは別にして、まぁいらないんですけど、頼まれる側にも「堂々ときてくれれば応じるぞ」という覚悟があるということ。よほどお邪魔なタイミングでなければ、堂々と声を掛けていいんだと、内気な僕にも勇気を与えてくれる言葉です。

さらにユニリーバ・ジャパンが展開する男性化粧品ブランド「AXE」が行なった調査によると、「女性は男性からの告白を待っている」という結果も出ているとのこと。特に意識していなかった相手でも、告白されたら付き合ってしまうかもと約55％の女性が思っているというのです。確かに僕も大島麻衣さんのことをまったく意識していませんでしたが、告白されたら付き合ってしまうかもしれません。サインや告白に限らず、「とにかくお願いしてみる」ことが大事なのかもしれません。

思い切った場所、思い切った時間でも、遠慮せず。

当たって砕けろの精神が大事なんですね…。

ということで、「堂々とくればいつでも応じるよ！」というロベルト・カルロスさんの紳士的な姿勢から、勇気を持った行動の大切さを学んでいきましょう。

◆ちょっとした空き時間があれば、気軽にサインに応じるロベカルさん！

ロベルト・カルロスさんといえば、言わずと知れたサッカー界のレジェンド。レアル・マドリードやブラジル代表で獲得した幾多の栄光は、今でも世界中のサッカーファンの胸に焼き付いています。うっかり道端で遭遇しても、声を掛けるのがはばかられる大物です。

現在はロシアリーグのアンジ・マハチカラでプレイするロベカルさん。世界の大物の加入にロシアは沸き、半ばアイドル的な扱いまでされているのだとか。まぁ日本にロベカルさんがくれば、テレビの取材なども殺到するでしょうし、その辺はロシアも似たようなものなのでしょう。

そんなロベカルさんにサインをもらう…これは緊張のミッション。しかし、何でもお願いしてみないと始まりません。そして、お願いしてみれば意外に応えてくれるものだったりするのです。

ちょっとした空き時間にボーッとしていたロベカルさんの下へ、駆け寄ったひとりのサポーター。彼はロベカルさんにサインペンを渡し「サインください」とお願いしてみたのです。するとどうでしょう、ロベカルさんが気軽にサインに応じたばかりか、抱擁までしてくれたではありませんか。本当にちょっとした…5秒くらいの空き時間でもファンの求めに応じてくれる。それが世界のプロフェッショナルなんですね…。

↓ほんのちょっとした空き時間にも気軽にサインの求めに応じるロベカルさん！

サポーター：「サインください！」
ロベカルさん：「うん、いいよ」
サポーター：「ありがとうございます！」
ロベカルさん：「キミ、キミ、ペン忘れてるよ」
サポーター：「あ、すいません」
ロベカルさん：「勇気ある彼に拍手ー！」

何という神対応ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

そのペンは今すぐヤフオクに出品すべきｗｗｗｗｗｗｗｗ

海外での報道によると、ロベカルさんはサポーターが差し出した紙切れにサインをしてあげたとのこと。そして、こんなことは初めてだよと笑いながら、自分のサインなんかでこんなにファンが喜んでくれるのかと、改めて実感したのだとか。

「サインをもらう」という行為は一方的にファンが喜び、選手は面倒くさいものだと、僕はずっと誤解していました。しかしそうではなかった。選手にとっても、ファンの喜ぶ姿を見られることは喜びだったのです。ロベカルさんの紳士な態度で、僕も勇気がわいてきました。これからは選手たちに気軽に声を掛け、サインをおねだりしてみたいもの。試合中でもOKしてくれるなら、これはもう自宅前で待ち受けていても大丈夫だろうというレベルの積極性で…。

↓ちなみにロベカルさんは、その試合中に相手選手を強烈なFKでノックアウトしたそうです！