アルゼンチン代表のベンチから、サン・ロレンソのベンチへ。ディエゴ・アルマンド・マラドーナ監督が、指揮官としてのキャリアを再開する準備を整えている。ティグレ戦を落とし、5試合で4敗を喫したことを受けて辞任したラモン・ディアス監督の後を受ける形だ。

マラドーナ監督のスタッフの一人であるアレハンドロ・マンクーゾ氏が、マラドーナ監督がサン・ロレンソのオファーに関心を抱いていると明かした。そしてサン・ロレンソのカルロス・アブド会長も、「マラドーナはディアスの後任候補の一人だ。我々はすでに彼の周辺とコンタクトを取ったよ。この数日で話を深めていくだろう」と認めている。一方、マンクーゾ氏は「我々はプロジェクトを検討しているところだ。だがサッカー面で言えば、マラドーナは関心を抱いているよ」と続けた。

サン・ロレンソの新監督候補には、かつてアルゼンチン代表やチリ代表を率いたマルセロ・ビエルサ監督や、アレハンドロ・サベージャ氏、ネストール・ゴロシート氏、アルフィオ・バシーレ氏、レオナルド・マデロン氏、アメリコ・ガジェゴ氏、パウロ・シラス氏の名前も挙げられている。