ドイツのキッカー誌など各メディアは10日、バイエルン・ミュンヘンがルイス・ファン・ハール監督を解任したと報じた。

ファン・ハール監督はすでに、予定より1年早い今季末でチームを離れることが決まっていた。しかし、バイエルンの理事会はシーズンを5試合残しての解任を決めた。オンライン版のキッカーとミュンヘンの地元紙Sueddeutsche Zeitung紙が報じた。

バイエルンは9日のリーグ戦でニュルンベルクと1−1で引き分け、CL出場圏内の3位から4位に後退している。リーグ優勝の可能性がないチームにとって、来季のCL出場権獲得は至上命令だ。

この報道についてバイエルンからのコメントはまだ出ていないが、スポークスマンは「話し合い」は続いていると話していた。

キッカーによれば、アシスタントコーチのアンドレイス・ヨンカーが今季末まで指揮を執るという。

バイエルンの次の対戦相手はバイヤー・レヴァークーゼンだが、レヴァークーゼンのユップ・ハインケス監督が来季はバイエルンを率いることが決まっている。