ミッドウィークの代表戦で、素晴らしいゴールを挙げたインテルのオランダ代表MFヴェスレイ・スナイデル。「すごかったでしょ? ゴールを決めるのはいつだって素晴らしいことだけど、オーストリア戦で僕が決めたようなゴールだったら、なおさら素晴らしいよね」と語る同選手のシュートを、今週末のセリエAで対戦するユヴェントスのサポーターも、テレビのハイライトで見たことだろう。

スナイデルは「バロンドールのことはもう話したくない。まったく重要じゃない」と語る。大きな落胆だったはずだが、彼はリスタートを切っているのだ。ケガから復帰し、彼はゴールを決めている。弟のロドニーも、プロとして初の契約をアヤックスと結んだ。ユヴェントスと対戦するには良いタイミングだ。

――調子はどうですか?
「今は本当に良いよ。100%からそう遠くない。もちろん、これだけ長く戦列を離れているのは難しかったけどね。でも結局、長くハードなシーズンを過ごしたところだったから、これも悪くないって思ったんだ。やり直して、自分のレベルに戻る時間はあった」

――そのレベルを失っていましたよね。
「そう、自分じゃなかった。それほど疲れていたんだ。今は準備できているよ。オランダ代表で素晴らしいゴールを決めたけど、問題なくプレーできると感じられたのが、より大切なことなんだ。日曜の試合に向けて大きなテストだった」

――そのユヴェントス戦がやってきます。
「僕らにとって非常に重要で、とても難しい試合だ」

――ユヴェントスを倒すことは、スクデットを狙う上で重要なことでしょうか。
「勝ち続けることができれば、僕らはミランやナポリに大きなプレッシャーを与えることができる。それが僕らの望んでいることだよ。最後にどこがスクデットを獲得するのか、見てみよう。チャンピオンはまだ僕らなんだ」