今シーズン2部リーグで好調をキープしているバルサBのためにクラブがサポーター集めを開始した。トップチームへ選手を育て上げるのが最大の目標となるサテライトに当たるBチーム。若い選手が中心だが、現在2部リーグ22チーム中7位と成績は決して悪くはない。

 トップチームに怪我人が出れば選手を引き抜かれるBチーム。同じカテゴリーにトップとサテライトの両チームが居ることも許されないことから選手のモチベーションを保つのは難しいはずだが、グアルディオラ監督がバルサBからトップに昇格した後に指揮を執るルイス・エンリケ監督が勝てるチームを作り上げた。

 一時はリーガ昇格圏内にも入る好成績を残していたバルサB。そんなサテライトチームのためにクラブが新たなキャンペーンで集客を開始した。バルサ一筋で元監督でもあるレシャック氏、グアルディオラ現トップ監督、ルイス・エンリケ現B監督が出演するコマーシャルのメッセージは、「ミニエスタディへ行けばバルサが見れる」である。

 バルサBがホームスタジアムとして使用するミニエスタディの平均入場者数は2000人。良い選手はトップチームに挙がってしまうため、サテライトチームの集客は難しいが、平均入場者数6000人を目指しているという。バルサBをテーマとしたFacebookも作られるなど、トップチームだけではなくサテライトへの注目度アップをバルサは狙っている。

(スペイン通信)