R・マドリーが、バルサで最も恐れているのがメッシだ。スポルト紙のデータによるとこれまで8試合のクラシコを戦ってきたメッシはなんと7ゴールを記録。2005年11月19日にトップチームでクラシコデビューを飾ったメッシ。最初のゴールは2007年3月10日、地元観客が見守るカンプ・ノウだった。

 なんとメッシはこの大一番でいきなりのハットトリック。バルサが後手に回る手こずった試合でメッシがチームを救った。結果は3-3の引き分け。なんとか勝ち点1をホームでもぎ取ったバルサ。メッシだけが目立った試合となった。

 その劇的な対R・マドリー戦デビュー以降、メッシがクラシコでノーゴールに終わった試合は2試合だけという記録が残っている。記憶に新しい2008-2009シーズンのサンティアゴ・ベルナベウで行われた2-6の試合では2ゴール。昨シーズンも敵地で1ゴールを挙げている。クラシコの通算個人成績は、宿敵相手に5勝1分2敗と凄まじい勝負強さだ。

 昨シーズンに続くC・ロナウドとの比較に加え、グアルディオラ監督対モウリーニョ監督という「個」の対決にも注目が集まるクラシコ。メッシの2008-2009シーズン以来となるカンプ・ノウでのゴールを多くのバルササポーターが待ち望んでいることだろう。

(スペイン通信)