7日にブエノスアイレスでアルゼンチン対スペインの親善試合が行われ、アルゼンチンが攻撃陣のそろい踏みで4−1と快勝した。

アルゼンチンは開始9分にメッシの巧みなループシュートで先制すると、その3分後にはイグアインが角度のないところから2点目、さらにGKレイナのクリアミスを逃さなかったテベスがネットを揺らし、前半だけで3点をリード。
後半に入り、スペインは途中出場のジョレンテが1点を返すが、アルゼンチンも途中出場のアグエロがロスタイムにエインセのクロスに頭で合わせて、だめ押し点とした。

両者の対戦はこれまで13試合あるが、これで通算成績はアルゼンチンの6勝5敗2分けとなった。アルゼンチンのセルヒオ・バティスタ新監督にとってはこれが就任2勝目、スペインはW杯優勝後初の黒星となった。

バティスタ監督は試合後、「スペインがいつものスペインじゃなかったのは、アルゼンチンが相手だからだ。我々は偉大なチームを破り、望み通りの結果を手にした」と喜んだ。

一方、スペインのビセンテ・デル・ボスケ監督は、「アルゼンチンがうちより良かったのには別に驚かなかったよ。特に前半はね。我々は威厳を持って敗れた。アルゼンチンの勝利をけなすつもりはないね」と話した。

スペインはシャビ・アロンソがキャプテンマークを巻き、W杯メンバーのうち、イケル・カシージャス、フェルナンド・トーレス、セルヒオ・ラモスらは出場しなかった。

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