インテルのブラジル人FWコウチーニョが「ロナウジーニョ二世」と呼ばれるのはおこがましいと話した。

インテルが2年前、16歳の時にヴァスコ・ダ・ガマから獲得した時から、イタリアでは何かと注目されるコウチーニョ。セリエAでは外国人選手は18歳になるまでプレーできないため、昨季まではブラジルでプレーを続けてきたが、ようやく今季からセリエAに登場した。

トップ下でプレーするコウチーニョがロナウジーニョと比較されるのはしかたがないとも言えるのだが、「僕はコウチーニョだよ。まだまだ発展途上の子どもだよ。すべてを手に入れたロナウジーニョは、僕にとっては宇宙人みたいなものだ。彼こそサッカーだ。もし似ているところがあるとすれば、おそらく左から攻撃を始めてゴールを目指すってことかな。だけど、僕と彼を比べないで。僕は彼の半分の成功でも収められれば幸せなんだ」と話した。

また、チームメートのオランダ代表ウェズレイ・スナイデルについては、「彼はバロンドールにふさわしいよ。練習でも、彼のプレーに見とれちゃうもの。素晴らしい選手だ。彼の秘密を盗もうとしているんだよ。察知力がすごいんだ。ボールが届く前にどうなるか見えている。僕はスナイデルみたいになりたい」と話した。

また、ブラジル代表に初招集されたばかりだが、2002年のW杯優勝に貢献したロナウド、ロナウジーニョ、ロバウドの3Rのようなコンビを、ミランのパト、サントスのネイマールと共に組めたらと期待する。
「3人で攻撃的トリオを組めたらすごいよね。でもセンターフォワードには、ディナモ・キエフのアンドレも注目だ。それにロビーニョを忘れちゃならない。ミランはいい選手を獲得したよね」

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