中国のインターネット・メディアは15日未明から、南アフリカで開催中のサッカーFIFAワールドカップで、日本がグループリーグ初戦でカメルーンに勝利したことを次々に伝えた。特に前半39分に得点した本田圭佑選手が注目を集めた。

　中国で、サッカーは最も人気のあるスポーツであり、読者の理解度も高い。そのため、試合内容や選手の日本内外での活躍ぶりを詳しく紹介する記事が多かった。

　スポーツ情報の騰訊体育はまず、「カメルーン戦で最後に笑ったのは日本」と紹介。13日が本田選手の誕生日でもあったことから、「本田圭佑の貴重なゴールは、自分自身への誕生プレゼントにもなった」、「24歳になった。ロシアのCSKAモスクワのメンバー。（誕生日の直後に自らのゴールとチームの勝利で）この日、最も幸福な人だったことは、間違いない」などと論評。

　本田選手については、ゴールだけでなく「注目すべきことは、前半に繰り出したパス11回をすべて成功させた。しかも、非常に美しいパスが多かった」として、「出色の”組織能力”を顕示」などと表現して称えた。

　騰訊体育は本田選手を「日本の新天王」「欧州で活躍する時の人が、日本の宝が集まった舞台にも登場」などと表現した。

　その他のメディアも、日本が前半を1：0とリードして終えた時点で、次々に記事を掲載。「本田圭佑、冷静にゴール決め、試合に突破口」などの見出しが並んだ。（編集担当：如月隼人）



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