シーズン開幕直前にR・マドリーからセリエAのインテルに移籍したオランダ人MFスナイデルが、古巣のR・マドリーについて、「選手を大事に扱わない。僕は子供扱いされていた。インテルの方がチームとしてしっかりしている」と批判した。

 インテルへの移籍が正しかったことを強調するスナイデル。対ACミランとのミラノダービーにも早速デビューし、「非常に気持ち良くプレーができた。今はトップ下をやらせてもらえる」と満足している様子だ。続けて、「R・マドリーは個々の力でインテルを上回っているかもしれないが、チームとしてはインテルの方ができている」と語った。

 「R・マドリーは違った次元のクラブ。お金が問題になったことは一度もない。そのためか選手の扱いが悪い」ともコメントしている。あまり良い結果を残すことができなかったスナイデル。インテルでは主力として扱われるだけに、R・マドリー時代のように“お客さん”扱いではないようだ。これを「子供のように扱われる」と表現したスナイデル。セリエAで失った時間を取り戻すことができるだろうか。

(スペイン通信)