日本女子レスリング界を支える一人、浜口京子。北京五輪では2大会連続となる銅メダルを獲得したが、次なる目標、2012年のロンドン五輪出場を目指し、今月ワルシャワで行われたレスリング、ポーランド・オープンで約10ヶ月振りの復帰を果たした。

日本テレビ系列『SUPERうるぐす』(22日放送)では、京子の復帰戦に密着。「試合に出ることは大切なこと。今回の挑戦は意味深いものがある」と意気込む京子だったが、ロンドン五輪出場を目指した新たなる挑戦は、ズラテバに完敗、銅メダルをかけた三位決定戦でも敗れ“メダルなし”という結果に終わった。

1、2回戦を突破した際には、「スタミナ、スピードばっちりだよ」だよと声をかけていた父・アニマル浜口だったが、惨敗を喫した京子は、父の制止を振りきって会場の外に出ると涙を流した。

だが、ポーランドから帰国をした翌日には、早くも練習を再開していた京子は、「目がさめたという感じ。自分の人生、精一杯生きたいし、簡単で易しいことよりも、辛いことを選んだほうがいい。ロンドンにチャレンジできるなら、そんな素晴らしいことはない」と前を向くのだった。