ズッファでは2008年をUFC史上、もっともエキサイティングな1年と称しており、UFC92はその1年間の締めとなる大会だ

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今週末27 日(土・現地時間)に大会開催が控えているUFC92『THE ULATIMATE 2008』。11月から来年1月まで米国での開催は3ヶ月連続となるMGMグランドでの開催。その第二弾となる同大会、北米のMMAファンの視線はメインの3カードに集中することが予想されるが、日本のファンにとっては岡見勇信と長南亮が出場するプレリミナリーも見逃せない。

3月の故エヴァン・タナー戦で拳を負傷し、今大会のディーン・リスター戦が9ヶ月振りのファイトとなる岡見。その間、肉体改造に取り組み通常体重が99?にまで大きくなった。体幹を鍛えたという岡見は、筋肉量が増しており、パワーだけでなくスピードもついたと自信を深めている。

「久しぶりのラスベガスの試合なので張り切っています。フィジカル的に全く問題ない」という岡見は、アブダビ2003年でスーパーファイト王者となったリスターを相手に、「バチコンと倒す」とパンチでのKO勝ちを宣言している。

日本人が苦戦を強いられるUFCで、6勝1敗という好成績を一人残している岡見。グラップラー、関節技に強いという印象のリスターだが、スタンドでバックを奪う力、そこからのテイクダウンにも警戒が必要だ。

「寝かされない。倒されても、すぐに立つ」ことがUFCにおける勝利の方程式と理解する岡見、欠場期間中の肉体改造の成果が出ることを期待したい。

一方の長南は9月に難敵ジュカォン・カルネイロを下しており、現在UFC戦績は1勝1敗の五分。前回のジュカォンもそうだが、デビュー戦となったカロ・パリシャンと組みに強い選手が相手で、まずディフェンス面が重要視された試合とは違い、パンチャーのブラッド・ブラックバーンが相手だけに、その真価が発揮される一番ともいえる。

倒されなくなった――、倒さないように戦うなかで、長南がどれだけ活きのよい打撃攻撃を見せることができるか。チーム・クエストでの長期滞在もあり、北米の進化を最も肌で感じているだけに、日本人ファイターの手本となるファイトになることも期待できる。

■関連リンク
岡見勇信 公式ブログ

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