2009年秋公開予定の『僕の初恋をキミに捧ぐ』。青木琴美による発行部数600万部を超える人気漫画が、人気女優井上真央と、若手俳優岡田将生のダブル主演で実写化されることがわかった。井上にとっては『花より男子』に次ぐアニメからの映画実写化となるが、今回も大ヒット作に繋がるだろうか?

来年公開予定の『僕の初恋をキミに捧ぐ』は、2007年に松本潤と榮倉奈々によって映画化された『僕は妹に恋をする』のスピンオフ作品である。

主人公は、『僕は妹に恋をする』の主人公結城頼が通っていた高校の男子寮の寮長、垣野内逞と女子寮の寮長、種田繭である。
ストーリーは、心臓病で子供の頃から入院生活を余儀なくされた逞と、逞の主治医の娘繭。繭は逞が「20歳まで生きられない」事を知ってしまう。逞は、「大人になったら結婚してくれる?」と繭に告げた。繭は「20歳になったら」と応える。繭は逞の病気を治す事ができないかと悩む。やがて、逞も自分が20歳ませ生きられない事を知る。繭を幸せにする事ができないと考え、彼女から離れるように全寮制の中学校に入学する。しかし、繭が逞と同じ中学校に入学してくる。繭を遠ざけるためわざと冷たい態度をとる逞。逞を慕い続ける繭。やがて、逞はファーストキスの相手と再会。繭も学校の先輩から思いを寄せられる。
病気の悪化や、親の反対などいくつもの試練を乗り越えて二人は結ばれる事ができるのだろうか。
今回繭を演じる井上真央は、前回の主演作『花より男子ファイナル』で今年の実写邦画1位の記録を打ち出し、興行収入も77億円を記録した。億を稼ぐ女優としても注目された。
相手役を務める岡田将生は、月9ドラマ『太陽と海の教室』で注目を集め、来年は初主演映画『ホノカアボーイ』、映画『ハルフウェイ』などが公開される。若手の注目株である。
漫画が原作のヒット作が注目されるが、今回の作品が『花より男子ファイナル』を超えるヒットとなれば、井上真央も大女優の仲間入りとなるかもしれない。

(編集部:MAKI)

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