9月21日のSPLキルマーノック戦でチームの3点目となるPKを獲得したセルティックの中村俊輔。しかしこのPKの判定に収まらなかったのがキルマーノックの選手たちだ。

 試合後、GKアラン・コンベは「あんなのはPKじゃない。ナカムラは勝手に倒れたんだ。彼は簡単に倒れすぎる。TV局の人もそう言っていた」と激怒。CBライトは倒れている中村の頭を叩くなど、警告を受けてもおかしくない行為にも及んでいる。ちなみにセルティックのストラカン監督は「ナカは倒された後、頭を叩いてきた相手選手の挑発に乗らなかった。あの冷静さは素晴らしい」と中村をかばっている。

あれはPKかそうでなかったのか。微妙な判定にまつわるこの議論はしばらく続きそうだ。