セリエA第2節が各地で行われた14日、アウェーでジェノアと対戦したACミランは0−2の完封負けを喫した。開幕ボローニャ戦でも1−2の敗戦に終わったACミランは、開幕からまさかの2連敗となった。

試合後、ACミランのアドリアーノ・ガリアーニ副会長は、噂されるカルロ・アンチェロッティ監督の解任説について語った。

「我々の考えが変わることはないので、今後この質問に返答するつもりはなく、これが最後だ。アンチェロッティは今後もACミランを指揮する。今後の対策?練習を重ねて、目の前にある問題を解決することだ。ただ、(北京五輪やW杯予選などで)各国の代表選手達がなかなか揃わなかったことを考慮に入れなければならない。今後3週間はクラブの練習に専念することができる。言い訳にはならないが、代表で抜ける選手が多く、全員が揃って練習する機会はこれまで1度もなかった。我々のシーズンはまだ始まっていなかったととらえるしかない」とコメント。チームの現状を嘆きながらも、アンチェロッティ監督解任説は否定した。