ロベルト・マンチーニ監督の解任が29日正式に発表され、元チェルシー監督のジョセ・モウリーニョ氏のインテル監督就任は、公式発表を待つばかりのようだ。次期インテル監督濃厚と見られる中、渦中のモウリーニョ氏は母国ポルトガルの経済紙“Jornal de Negocios”に現在の心境を語っている。

モウリーニョ氏は「私と仕事をするのはとても簡単なことだ。たた私に従えばいいだけのことだから…。イングランド時代は“The Special One”と言われたが、私は特別な人間ではない。ただ単に偉大なサッカー監督の1人であるだけだ」とコメント。

一方、揉めやすい性格について問われたモウリーニョ氏は「私を愛してくれる人々を幸せにしたい。そして、私を嫌う人々を怒らせたい。私の強さは、不安を抱えている時にこれを表面に出さず隠し通す努力をすることだ。私の次の職務には、多くのプレッシャーが伴うだろう。ただ、そのような逆境で私はさらに強くなることだろう」と話した。