UFC世界ミドル級タイトルマッチ/5分5R
【王者】アンデウソン・シウバ(ブラジル) vs 【挑戦者】ダン・ヘンダーソン(アメリカ)
○[2R4分52秒/リアネイキッドチョーク]×

『UFC82 PRIDE OF A CHAMPION』、メインイベントでは、UFCミドル級の絶対王者アンデウソン・シウバと、PRIDEミドル&ウェルター級王者ダン・ヘンダーソンが激突した。

昨年9月のUFC復帰戦では、ライトヘビー級王座に挑戦したヘンダーソン。試合では、ランペイジ・ジャクソンを相手に敗れはしたものの、王者に肉薄する戦いをみせている。PRIDE時代には、ミドル級(93kg以下)、ウェルター級(83kg以下)で王座を獲り、UFCでも1998年にはライトヘビー級(約93kg)王者となったヘンダーソンにとって、フィジカルの面から考えれば、ミドル級の方が持ち味が出せると目されていた。

その一方で、3度目の王座防衛戦を迎えるアンデウソン・シウバは、そのムエタイ・スタイルで、MMAの打撃を新たな段階に押し上げたといわれるミドル級の絶対王者だ。

サウスポーのシウバに、オーソドックスのヘンダーソン。試合では、ヘンダーソンが出した拳に、シウバが拳を合わせることなくスタート。ローを放つヘンダーソンに、シウバは高い打点の前蹴り、左ハイをみせるも、胴タックルでシウバの懐へと飛び込んだヘンダーソンがテイクダウンに成功。ハーフガードから鉄槌を落とすと、サイドポジションを奪取。シウバも長い足を絡めて、ガードに戻したところで1Rが終了した。

2R、シウバが前に出てプレッシャーをかけると、前蹴りから左フック。ヘンダーソンはシウバの蹴り足を掴んでは大振りのフックを返す。続いて、ヘンダーソンのタックルをがぶったシウバが、そのままヘンダーソンを押し倒して上のポジションを奪ったが、ヘンダーソンは冷静に立ち上がった。

だが、スタンドに戻ると、シウバが一気に攻勢へと転じる。膝蹴りから、左ミドルでヘンダーソンをのけぞらせると、パンチで追撃。ヘンダーソンも大きなモーションで左右のフックを返すが、シウバには届かず、後退しながら仕掛けたタックルも、シウバに読まれてしまう。

グラウンドになったシウバは、ヘンダーソンからバックマウントを奪い、パウンドをその顔面、ボディへと散らしてから、足のクラッチを四の字に固めてバックをキープ。細かいパンチを放ちながら、ヘンダーソンの首元があいたところにチョークを決めて、見事にタップを奪った。

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