ロイヤルズの地元紙「カンサスシティ・スター紙」は30日付けで、ヤクルト・スワローズに入団したアーロン・ガイエル内野手が、日本行きのため、28日に母国カナダを出発する際に、「昔から日本で野球人生のキャリアを終えようと思っていた」と語ったと報じた。
日本球界に”骨を埋める”覚悟のガイエルは、「これは、“プランB”ではない。レギュラーでプレーできるところなら、どこかへ行きたいとずっと思っていたんだ」。同選手は、ヤンキース入りする以前に、ロイヤルズ傘下の3Aタコマにも所属。「抜け目の無いプレースタイルで人気者だった」と同紙。

 ヤクルトとは、ボーナス25万ドルを含む年俸65万ドルで契約し、2年目は球団が年俸120万ドルのオプションを持つという。ガイエルは「メジャーリーグからのオファーも良かったけれど、日本のチームは家族のことも面倒みてくれる。だから、行ってみようと決断したんだ」と、球団が約束した家族へのサポート体制が決め手になったことを明かした。【USA通信】