【ファンキー通信】危険!! パソコンのやり過ぎで恐ろしい病気に・・・?

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 突然ですが、今どんな状態でパソコンの画面を眺めていますか? いや、上司に隠れてコソコソ・・・とか、そういう意味じゃなくて、姿勢の話です。前かがみになって、首だけ起こすような体勢をとっていませんか? もしそうなら、ただちに作業をやめて下さい!

 ・・・というのはちょっぴり大袈裟かもしれませんが、先日パソコン作業中の体勢に関する気になる記事を発見したんです。

 「コンピュータにもたれかかるような姿勢で作業を続けていると、将来的に『姿勢性症候群』と呼ばれる疾患にかかる恐れがあります。姿勢性症候群とは、前かがみの姿勢を取り続けた結果、首と胸椎に継続的な力が加わって起こる疾患。一般的に第4、第5、第6胸椎の間にある椎間板に対して起こり、筋肉の圧痛や硬直、場合によっては神経過敏などを伴います」(「CNET Japan」記事より引用・要約)

 命に関わる疾患ではないものの、一度なってしまうと症状は想像以上の苦痛。マウスやキーボードの使い過ぎから生じる手首の弱化やテニス肘も、初めはだるさを感じる程度の軽い症状だったものが、悪化すると、手をついたり何かを握るだけで激痛が走ったり、さらにはキーボード操作のために手首や肘を動かしただけでも痛みが伴うようになってしまうのだとか。一体どうすればいいんでしょう?

 「まずは長時間同じ姿勢をとり続けないことが肝心です。人間の体は長時間にわたって同じ体勢をとることに耐えられるようにはできていないので、最低でも2時間に1度は、背筋を伸ばす、席を立つなどして、体勢を変えて下さい。正しい姿勢で作業していたとしても、同じ体勢を保つのは体によくありません」(都内某整体院 院長)

 とはいえ、大半の場合は仕事中、そう頻繁には席を立てない気がするんですが・・・。

 「例えば午前9時〜午後7時が勤務だったとして、午前中に1度はトイレに。お昼休みに腰や背筋を伸ばす簡単なストレッチをして、午後1回はコーヒーかタバコ、もう1回は再びトイレに行く。仕事はもちろん大切ですが、常に『体が資本』だということを忘れないで下さい」(同)
 
 どうしても席を立てない!という人には、姿勢を矯正する効果のあるクッションの利用もオススメなんだとか。ちなみに前述のCNET Japanの記事によると、「ここ5年間では手根管症候群より姿勢性症候群に悩む患者が増えたという。定期的に運動をして体型を保っている人でも、長時間不自然な姿勢で座り続ければ、こうした症状が発症する可能性がある」とのこと。

 サボっているいいわけに「姿勢性症候群になるから・・・」と言う人が増えるかも。(清川睦子/verb)

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