XFN-ASIAによると、米家電小売大手ベストバイは、中国の合弁会社が今後3−5年以内に、最大で1000店舗を新規出店する。国営経済紙・上海証券報が、同社傘下の江蘇五星電器の汪建国・社長兼会長の話として報じた。ベストバイは先月、中国家電小売大手の江蘇電器の株式51%を1億8000万ドル(約200億円)で買収、江蘇五星電器と改称した。

  江蘇五星は中国国内の8省に136店舗を有するが、上海や北京、天津などの大都市圏には出店しておらず、汪氏は「今後はこれら大都市圏への進出も視野に入れる」とした。出店の資金やノウハウはベストバイが支援するが、新店舗は江蘇五星ブランドで展開されるとしている。 【了】