JALグループのJACが保有するSAAB340型機に、大河ドラマ「西郷どん」の出演者が描かれた特別塗装機が就航します。ドラマの舞台である奄美群島はじめ同機材の就航各地で運航される予定です。

プロペラ機で鹿児島〜喜界島線を皮切りに運航開始

 JAL(日本航空)グループは2018年6月15日(金)、JAC(日本エアコミューター)が保有するSAAB340型機に、大河ドラマ「西郷どん」を描いた特別塗装機の就航を発表しました。「西郷どん」塗装機は2機目で、ボーイング767-300型機でも同特別塗装機が運航されています。


2機目となる「西郷どん」特別塗装機(画像:JAL)。

 JACは、「西郷どん」の舞台となっている鹿児島県の島々を中心に運航している航空会社です。機体には、西郷隆盛役の鈴木亮平さんと奄美大島での妻役を演じている二階堂ふみさんが描かれています。6月17日(日)より鹿児島〜喜界島線を皮切りに、奄美群島をはじめ同機材の就航各地で運航予定です。

 運航初便は、JAC3785便(鹿児島発13時20、喜界着14時40分)。期間は11月末までを予定しています。就航地は、福岡、出雲、隠岐、松山、鹿児島、種子島、屋久島、奄美大島、喜界島、沖永良部島、与論島などです。

 なお、同機の機番はJA002C(38席)で、2019年末までに退役する予定となっています。

 

【写真】出演者5人が描かれた1機目の「西郷どん」特別塗装機


1機目の「西郷どん」特別塗装機。B767-300型機(2018年4月21日、乗りものニュース編集部撮影)。