アジア圏で拡大しているコンビニエンスストアのネットワークは、各地域で独自に発展している「便利さ」があるようだ。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本や中国、台湾の現代文化や生活について議論する際によくテーマになるのがコンビニの便利さだ。日本のコンビニが何でもできてとても便利という声をしばしば見聞きするが、一方で日本以外のコンビニでは、日本にはない便利な工夫があったりする。

 中国の大手SNS、微信で台湾の情報を紹介するアカウント「我愛台湾」は19日、「韓国メディアが日本のコンビニの7大絶賛ポイントを挙げた。一方で日本人が台湾のコンビニで見つけた発明に驚いた」とする文章を掲載した。

 文章はまず、韓国メディアで先日、日本のコンビニが持つ「すごいところ」を7つ取り上げて賞賛していたと紹介。その内容は「洗面台がある」、「印刷機がある」、「電子レンジ食品が多い」、「中華まんを売っている」、「ワイシャツを売っている」、「『無印良品』のコーナーがある」、「ペットのエサを売っている」だったという。

 そのうえで文章は、「韓国人は日本のコンビニに随分と感動して羨ましがっているようだが、台湾人はどう思うか。中華まんと電子レンジ食品で日本が大きくリードしている以外、台湾のコンビニはそんなに負けていないのではないか」と解説した。そして、台湾のコンビニには日本にはない神レベルの発明品があると指摘している。

 それは、「ブルーの網状手提げ袋」なのだという。青いビニールのシートに切り込みが入ったもので、その上に加熱調理した食品を置いてシートの両端を引っ張り上げると、網状の手提げ袋になるという。器の形状にぴったりフィットすることで、抜群の安定感が確保されるのだとか。文章は「日本のあるネットユーザーが台湾でこれを発見して、ネット上で『台湾の偉大な発明だ』と叫んだらしい」と伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)