城島茂さんは挑戦できず

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かつて「ジャニーズ」といえば、「バク転」のイメージが強くあった。

少年隊や光GENJI、V6などメンバー全員ができるグループがある一方、最近ではバク転ができないジャニーズも増えているという。

「リーダーはやめよ」

TOKIOもかつてはメンバー全員ができたというが、平均年齢が42歳となった今、「本当にTOKIOはバク転できるのか」という疑問が浮上。2017年9月24日放送のバラエティ番組「ザ!鉄腕!DASH!!」(日本テレビ系)で挑戦してみせた。

バク転は身体を斜め後ろに浮かせる筋力とバネ、体を回転させる柔軟性が必要とされる。歳を重ねるほど難しくなるうえ、場所はDASH島の砂浜と足場が悪い。メンバー自身もできるかどうか半信半疑の様子だった。

最初に挑戦したのは、他メンバーから「できるんじゃない」と推薦のあった山口達也さん(45)。起き上がりがモサッとした印象だったものの見事成功した。長瀬智也さん(38)も長身を活かしたダイナミックなバク転を披露した。

国分太一さん(43)は果敢に挑むも、途中で怖気づいたのか失敗。松岡昌宏さん(40)はバク転よりも難しいとされる前宙に挑戦するが、着地に失敗し尻もちをついてしまった。城島茂さん(46)は「リーダーはやめよ」と制されてしまい、挑戦することすらできなかった。

さすがに全員成功とはならなかったものの、アラフォーでもバク転ができることに対し、

「40になってもバク転できるとかなかなかないよ...」
「40代でスポーツ選手でもないのにバク転とか出来んのは素直に尊敬するわ」
「TOKIOもちゃんとジャニーズアイドルだったんだなぁ」
「やっぱりバク転してるとジャニーズだなって思う...」

など、視聴者からは拍手喝采のツイートが寄せられている。

トニセン&ヒガシもまだまだ現役

TOKIOのバク転を見て、同世代のV6を思い出す人は多いようで、こちらにも「すごい」と称賛の声があがっている。フジテレビ系列でも放送される年越しコンサート「ジャニーズカウントダウン2016-2017」では、V6の坂本昌行さん(46)、長野博さん(44)、井ノ原快彦さん(41)と少年隊の東山紀之さん(50)が台の上から宙返りで低い場所に着地する「台宙」を披露していた。坂本さんは城島さんと一つしか年齢がかわらない。

アラフォー世代のジャニーズアイドルが健闘するなか、若手の間ではバク転が出来ない人も多い。9月22日放送のバラエティ番組「ネタパレ」(フジテレビ系)では、NEWSの増田貴久さん(31)が「バク転出来るジャニーズ減ってるぞ」とネタにしていたほどだ。

実際「できない」ことを公言する人もいる。23日放送のトークバラエティ番組「メレンゲの気持ち」(日本テレビ系)では、ジャニーズきっての運動音痴とされるHey! Say! JUMPの伊野尾慧さん(27)がバク転を習得するという企画が放送された。

もちろん、若手の間でもバク転を得意とする人もいる。体操選手を父に持つHey! Say! JUMPの知念侑李さん(23)が、現在「世界体操」(テレビ朝日系)のCMで見事なバク転を披露しているほか、A.B.C-Zのようにアクロバティックなパフォーマンスを得意とするグループもある。