ますだおかだ岡田圭右の別居騒動でクローズアップされた元芸人妻の”問題行動”

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 お笑いコンビ・ますだおかだの岡田圭右(48)の別居生活を、8月29日発売の『女性自身』(光文社)が報じ話題になっている。岡田本人が記者の取材に応じて別居の事実を認め、「夫婦間のややこしい話」として、家庭内のことや子どもたちのこと、そして夫婦生活での今後の考え方に摩擦が生じていることを理由にあげている。

 岡田は1995年に妻で元芸人の岡田祐佳(45)と結婚。祐佳夫人は結婚後は2児の母として、主婦業に専念している。現在では長女の岡田結実(17)がタレントとしてブレイクし、バラエティー番組を中心に活動している。

 岡田は自身がレギュラーをつとめる『ゴゴスマ -GO GO!Smile!-』(TBS系)でも、この件について説明している。ここでも「夫婦間のなかでもいろいろある」「ちょっとだけ離れて前向きに話し合おうと」と明言を避け、別居後も妻との交流はあることを明かした。離婚の可能性については、一度距離を置くことを強調し「どうなるかわからないですが、どうにかしたいという思い」と前向きな別居であると語った。突如として報じられた岡田の別居報道だが、岡田に対するバッシングなどは見られない。

「原因が岡田の不倫などであれば、炎上案件となっていたのかもしれませんが、今回の報道はあくまでも別居報道です。岡田自身が『女性自身』でも『ゴゴスマ!』でも自身で明白に説明しており、不倫に関してもきっぱり否定しました。自らの口で説明したことがむしろ好印象に捕らえられています」(芸能記者)

 岡田自身が語ったように、今後の夫婦生活が「よい方向」にすすむことを祈るばかりだが、一方で、今回の別居報道で注目を集めているのは、妻の祐佳夫人のようだ。

岡田圭右の”家族思い”が故の決断に世間の反応は?

 岡田家では娘である結実だけでなく、長男の岡田隆之介(19)も俳優として活動をスタートしたばかり。そういったこともあり、昨年ごろからは母娘共演のオファーが舞い込むなど、結実や隆之介と抱き合わせで、祐佳夫人もテレビに出演するようになっていた。家族との共演を一切NGとし、家族との話題を避ける岡田に対し、祐佳夫人の主なトークの話題は、終始岡田をはじめとする家族ネタしかない。そこに問題が生じた。

「長年、家庭に入り子育てしてきたため家庭の話をするのは仕方ないことではありますが、そういった言動に岡田が苛立ちを見せているのでしょう。また、岡田は子どもたちの芸能界入りを反対していたところを、夫人が推し進めたとも言われており、そういったところにも二人の間で摩擦が生じていたのかもしれません」(前出・芸能記者)

 岡田が家族共演をNGにしている理由は、『親の七光は最初は有意なポジションに立てるが、実力がなければすぐにメッキがはがれてしまう』だという。芸能界を知るからのこそ、岡田はこれ以上家族を芸能界に巻き込みたくないという思いが強いのかもしれない。

文・海保真一(かいほ・しんいち)※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。