タブレットやノートPCの価格差はCPUの違いで決まる!ほんとにCPUの違いって、わかっている?

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スマートフォンタブレットをはじめ、Surfaceのような2in1PC、MacBookのような既存ノートPCなど、様々なデバイスがある。さらに価格も、3万円で購入できる低価格な製品から、数十万円以上する高価格な製品まである。

こうした価格差を生み出しているのが、製品の性能差、なかでもCPUの差が大きい。

このCPUの差が、パソコンなどのガジェットの価格に大きな影響を及ぼす。
ひと口にCPUと言っても、インテル製だけでも「Core i」、「Celeron」、「Atom」など、いろいろな種類が存在する。

とはいえ、CPUって言葉は漠然とはしっているけど、CPUの差は、よくわからない。
という人のほうが、多いだろう。

■CPUの違いは?
CPUとは、「Central Processing Unit(中央演算処理装置)」の略称だ。
パソコンを人間に例えるならば、CPUは脳に相当する。

だからこそ、スマートフォンやノートPCの性能と価格を大きく左右するというわけだ。

CPUと同意語のように使われる言葉にプロセッサーもあるが、プロセッサーは、ソフトウェアを実行するハードウェア全般を意味するので、厳密にはCPU以外のパーツも含まれる。
とはいえ、一般にはCPUと同等に扱われていることが多い。

現在のパソコンは、様々な種類のCPUが存在している。
代表的なCPUとしては「Core i」「Celeron」「Atom」の3種類が挙げられる。

・Core i
インテルx86アーキテクチャのCPUだ。
もっとも大きな特徴は、後述するCeleronやAtomに比べて処理能力が高い。
主に、高性能なノートPCやデスクトップPCに搭載されている。
ハイエンドモデルはCore i7、ミドルレンジモデルはCore i5、エントリーモデルはCore i3を搭載する製品が多い。
高性能なぶん、価格も高価で、消費電力も大きい。さらに製品自体も大きい。
スマートフォンでCore iが使われない理由は、消費電力やサイズの大きさにもある。

・Celeron
Core iと同じインテルx86アーキテクチャのCPUだ。
主に、低価格なノートPCに搭載されている。
CPUの価格も低価格で、そこが最大の特徴にもなっている。
3万円台など、低価格なエントリーモデルのノートPCで多く使われることが多い。

・Atom
省電力が特徴のインテルx86アーキテクチャのCPUだ。
主に、低価格なモバイルノートPCやタブレットなどで搭載されている。
Core iやCeleronに比べて、本体サイズも小さく、スマートフォンやタブレットなどの小型デバイスにも搭載することができる。
Core iやCeleronに比べて、処理能力は低いが、消費電力が小さいのがメリットとなる。
しかし、最新のAtom(Atom x7-Z8700)はGPU性能が強化され、処理能力もアップしている。

CPUの性能は、種類だけで決まるわけではない。
下記にあげる要素でも性能差、価格差は生じてしまう。

・動作クロック
動作クロックとは、1つの命令を処理する・・・・・以下追記ねがいます。
動作クロックの数値が大きければ大きいほど、高速な処理が可能となる。
CPUを自動車にたとえるなら、動作クロックはタイヤの回転数だ。
タイヤの回転が高くなるなど、自動車の速度も速くなる。

コア数
コア数とは、同時に作業できる処理の数を表す。現在のCPUには、2〜8個のコア数を持つ製品が多い。
2コアよりも、4コアのほうが、処理できる数が2倍多いので、作業時間を短縮できる。
CPUを工場にたとえるなら、
・デュアルコア(2コア) は、ある作業を、2人が同時に処理する・クアッドコア(4コア) は、ある作業を、4人が同時に処理する
・ヘキサコア(6コア) は、ある作業を、6人が同時に処理する
・オクタコア(8コア) は、ある作業を、8人が同時に処理する

スレッド数
CPUを工場にたとえるなら、ベルトコンベアの数がスレッド数となる。
同じ仕事量であれば、2コア4スレッドに比べて、4コア4スレッドのほうが早く仕事を処理できるわけだ。
・2コア4スレッド は、1人が2つのベルトコンベアから流れてくる作業を処理する
・4コア4スレッド は、1人が1つのベルトコンベアから流れてくる作業を処理する




■低電力なCPU Atomには、型番の違いで大きな差がある
最近、モバイルPCやタブレットにも多く搭載されている「Atom」だが、実は、様々な種類が存在する。
少し前までのAtomを採用したタブレットでは、動画再生でもたつくことがある、とも言われていた。
しかし、最新のAtom(Atom x7-Z8700)では、動画再生くらいで、もたつくこともないほど、性能も向上している。

Atomを搭載したタブレットや2in1PCを購入する際は、目的に合わせてAtomの型番を確認したほうがよい。
動画再生やWindows 10搭載モデルを希望するのであれば、Atom x5-Z8500以上を選択したほうがよい。








ITライフハック 関口哲司