Magic Calendar

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外でスマートフォンに入れた予定が、家にある紙のカレンダーにも反映される。そんなアイデアを実現したプロダクト「Magic Calendar」が登場した。


「もしもデジタルとアナログ、両方の利点を合わせ持つカレンダーがあったなら」という発想をもとに作られた「Magic Calendar」は、ペアリングしたスマホのGoogleカレンダーと同期する紙のカレンダー。例えば、外で興味のあるイベントを見つけた際にスマホに入れると、家の壁にかかった「Magic Calendar」のその日にもイベントの予定が反映される。また、カレンダー形式だけではなく、メモを付箋のように表示することもできる。


現在は試作段階で、「Magic Calendar」には低反射ディスプレイを使用。開発者の坪井浩尚さんは、今後は高精細電子ペーパーを利用し、さらに紙の質感を高めたプロダクトを目指して開発を続けている。


「Magic Calendar」は、普段の生活を便利で楽しくするアイデアをGoogleがサポートする「Android Experiments OBJECT」のグランプリ作品の一つ。他のグランプリ作品には、洋服の襟に付けて英会話レッスンが受けられる小型マイクデバイス「ELI」や、妊婦と席をゆずりたい人をマッチングするサービス「Smart Maternity Mark」などが選ばれている。