この人、あっちゃ〜……。自称「コミュ障」な男性に対して思うこと6つ!

写真拡大

本来、聴覚や発声器官などの身体障害や、共感性や、相手の意図に気づく能力が平均よりも低い精神的障害によってコミュニケーションが難しい人を差す「コミュニケーション障害」。しかし近ごろでは、大きな障害がないにも関わらず、自らを「コミュ障」と名乗る人たちがいます。男性の中にも、堂々と「俺、コミュ障だから」なんて言う人もいるくらいです。しかし、この「自称・コミュ障男」、同性の目にはどう映っているのでしょうか……。男性たちに正直なところを語ってもらいました。

■モテないんだなぁ

・「あまりモテないんだろうなぁと思ってしまう」(33歳/電機/技術職)

「コミュ障」というのは、「モテない」ということを正当化するための体のいい言い訳なのかもしれません。ただモテないだけなのに、それを「コミュ障だから」とまっとうな理由を作ったつもりなのでしょう。

■コミュニケーションをがんばらない

・「コミュ障という言葉に甘えて、がんばろうとしていない」(33歳/小売店/事務系専門職)
・「ただ、単純に人と接するとバカにされるのを逃げているだけ」(33歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

「コミュニケーションがうまく取れないのだから仕方がない」と最初から諦めて、努力しようとしない人は、見ていてあまりいい気はしませんね。努力を怠っている印象を人に与えます。

■がんばったほうがいいよ?

・「無理して改善しろとは言わないが、少しずつ努力したほうが良いとは思う」(29歳/情報・IT/技術職)
・「自分で言ってないで改善しようよと思います」(32歳/金融・証券/営業職)

やっぱり、コミュニケーションを取るための努力を推奨する人は多いようですね。言い訳ばかり口にしていても、成長することはありません。変わろうと思えば変えられるはずです。

■そのままでいいの?

・「コミュニケーションが取れないとこの先まずいよ」(37歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)

本当に障害があるわけでもないのに、この先もずっとコミュニケーションを怠る態度を続けていたら、そのうちに仕事でもプライベートでも支障が出てくることでしょう。人とのつながりがうまく作れないわけですからね。

■がんばれば大丈夫!

・「色々な場面で話をして、人が聞いて少なくとも不快感を待たないような話し方をすれば伸びると思う」(34歳/機械・精密機器/営業職)
・「とりあえず人と話せば意外と話せる」(30歳/機械・精密機器/技術職)

勇気を出して、自分から積極的に話しかけたり、話しかけられたときの受け答えをしっかりすれば、だんだんとコミュニケーションを取ることが上手になってくるはず。慣れれば大概、どうにかなるものです。

■実際はちがう

・「実際に当てはまる人も多いと思うが、あらかじめ自己開示して楽にしておく狙いがあると思う」(30歳/機械・精密機器/技術職)
・「自分でコミュ障って言える人はコミュ障とは言えないレベルだと思う。本当のコミュ障は、自分がコミュ障だと気でけないぐらい天然じゃないかな」(38歳/情報・IT/クリエイティブ職)

「コミュ障」と自ら言っている人ほど、本当のコミュニケーション障害ではないことがほとんどでしょう。「自分はコミュニケーションを取るのが難しい」と最初にけん制を掛ければ、相手のほうが気を使ってくれるとでも思っているのかもしれませんね。

■まとめ

自らを「コミュ障」と名乗る人の大半は、コミュニケーションを取る努力を怠りたい人なのかもしれません。本当のコミュニケーション障害を持っている人にも失礼ですし、あまり安易に使いたい言葉ではありませんね。また、初対面でいきなり「俺、コミュ障なんだよね」というようなことを言ってくる男性とは、下手にお近づきにならないほうが賢明なのかも……?

(ファナティック)

※画像はイメージです

※『マイナビウーマン』にて2016年11月にWebアンケート。有効回答数104件(22〜38歳の働く男性)