スマホで制御できる乾電池型IoT「MaBeee」がついに一般販売へ。量販店などでイベントも開催

写真拡大

昨年11月にMakuakeのクラウドファンディングで、目標金額50万円に対し約640万円の出資を獲得した、ノバルスの乾電池型IoT「MaBeee」。すでに出資者に対しては、5月に製品が届けられていましたが、ようやく一般販売までこぎつけました。8月4日より販売を開始し、価格は4980円(税別)です。

【ギャラリー】MaBeee一般発売 (7枚)

「MaBeee」がこれほど注目された理由は、単3形乾電池を使う既存の玩具などにセットするだけで、電池の出力をスマホでコントロールして動作させられる点。玩具を改造することも通信・制御回路を作る必要もなく、Bluetooth接続でリモートコントロールできるため、アイデア次第でいろんなおもちゃを生み出せるはず。夏休みの自由研究にもピッタリでしょう。

▲「MaBeee」のパッケージ。単3形乾電池サイズの製品だが、大きめの箱に入っている。

▲パッケージの裏側にはカンタンにできることが記載されている。

▲出資者に送られてきたときのパッケージ。取扱説明書もなかった。

コントロールするアプリは、これまでiOS版しかなかったのですが、最近Android版も登場。コントロール方法は単純なオン/オフだけでなく、スマホの傾きで出力具合を変えられたり、スマホをふる具合で出力を変えたり、これの音量や時間、電波の強さ、レバー操作といった操作方法が用意されています。この操作方法が多岐にわたるところも、いろんな遊び方や動かし方が考えられて楽しいところです。

▲製品版には、しっかり取扱説明書が入っていた。製品は1つ入りだが、2つ入りと兼用のパッケージになっている。今後2つ入りも発売か?

▲ここに単4形乾電池を入れる。充電池でも利用可能だ。

制御できる数もIPhoneなら最大10個まで可能で、ロボットアームのような複雑な動きを制御するなんてこともできるかもしれません。Androidスマホの場合は、製品によって制御できる個数が違ってきます。

MaBeeeを使って動かす玩具としてすぐ思い浮かぶのが、プラレールのような鉄道玩具やミニ四駆。MaBeeeに単4型乾電池を装着し、玩具にセットするだけで準備完了。特にスイッチはなく、あとはスマホとペアリングすればアプリでコントロールできます。ペアリングするときの注意点は、玩具など動作させるものに装着してから行なうこと。MaBeee単体ではスイッチが入らず認識ができません。

▲子供でも扱えるインターフェースになっているので、自由研究にもピッタリ。

MaBeeeを使用したイメージは、デザイン思考でスマート電池にアイデアを"充電" 品川女子学院の発表会に行ってきた

いろいろあるぞ、乾電池型IoT「MaBeee」の遊び方。プラレール操作「ミスターモーターマン」との比較 :東京おもちゃショー

などを参照するとわかりやすいと思います。

今回発売するにあたり、販売する店舗で実演イベントを行ないます。参加者対抗の「ふるふるレース」なども行なわれる予定なので、一度実際にMaBeeeを体験してみるといいでしょう。イベントが行なわれる店舗は以下のとおりです。

・ビックカメラ 有楽町店 (1階メインエントランス)
 日時:8月4日(木)から7日(日)までの4日間 10:00-22:00

・トイザらス としまえん店
 日時:8月6日(土) 10:00-17:00

・ドスパラ 越谷レイクタウン店
 日時:8月6日(土) 11:00-18:00

・ドスパラ 秋葉原店
 日時:8月7日(日) 11:00-18:00

・ビックカメラ 池袋本店
 日時:8月13日(土)および14日(日) 10:00-22:00

・九十九 新橋店
 日時:8月21日(日) 12:00-16:00

・ビックカメラ ラゾーナ川崎店
 日時:8月27日(土)および28日(日) 10:00-21:00

また、東京ビッグサイトで行なわれるMaker Faire Tokyo 2016(8月6日〜7日)にも出展し、恐竜工作セットにMaBeeeを装着しコントロール体験や電車のおもちゃで発車/停止、ミニ四駆を自在にコントロールなどを行なう予定です。

MaBeeeを取り扱う店舗やサイトは以下の通りです。店舗一覧はこちらで確認できます。コジマ×ビックカメラ

上海問屋(ドスパラ)

ソフマップ

TSUKUMO

トイザらス

ビックカメラ

ポポンデッタ

リブロ

Amazon.jp

AppBank Store

Makuake EC

すでに予約数も上々のようで、手軽に誰もがIoT体験できるMaBeeeの可能性に期待大です。