iPhoneとペアで使いたい!スマホ時代の究極デザインケータイ「MP 01」が登場

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スマホを日々使っていると、天気予報や交通情報、メッセージの着信など、四六時中スマホから何らかの通知を受け取ることになる。

疲れて帰宅したときくらい、スマホから離れてゆっくりしたいところだ。
とはいえ、スマホの電源をオフにしてしまうと、大切な電話の着信も逃してしまう。

そんなスマホ生活に疲れた人のために開発されたのが、スイスのおしゃれ家電メーカーPunkt.社のデザインケータイ「MP 01」だ。


究極のデザインケータイ「MP 01」


「MP 01」のボディーは黒一色。
2インチの小型ディスプレーも、この本体サイズだと大きく見える。本体上に整然と並ぶボタンは、数字キーと通話・切断キー、そしてメッセージと電話帳、ボリュームの上下という最小限の構成だ。

背面側は、持ちやすいように細かいドット状の模様があしらわれている。カメラも搭載していないので裏側のデザインもすっきりしている。
プロダクトデザイナーとして有名なジャスパー・モリソン氏が手がけた製品だけあって、シンプルな機能と究極の美しさを共存させた、スマホ時代にぜひ持ちたいケータイに仕上がっている。


機能はシンプルだがデザインが美しい


しかし、スマホと「MP 01」を併用するには電話番号が2つになるから面倒だ。
実は、この問題を解決したのが、1つの契約で複数のSIMを複数発行するサービスだ。
日本でも格安SIMで「シェアプラン」という、複数のSIMを発行するサービスが増えているが、海外では同じ電話番号を複数のSIMで使えるサービスが登場しているのだ。

たとえばiPhoneと「MP 01」に別々のSIMを入れても、相手からかかってきた電話はどちらでも着信すし、どちらでも受話できるというわけだ。

疲れて帰宅したとき、あるいは会議中に通知を受けたくないとき、iPhoneの電源を切っても、かかってきた電話は「MP 01」で受けることができるのである。

「MP 01」は、おしゃれなケータイを使いたいという人や、シンプルな通話だけでいいという人にも向いている。基本機能しか搭載していないにもかかわらず海外での価格は3万円強と高いが、満足感はそれ以上のものがある。

日本での販売も期待したいが、残念なことに通信方式が2Gのみのため、日本では使えない。
ぜひ3G版を開発して、日本でもSIMフリーケータイとして販売して欲しいものだ。


山根康宏