「粉とバターと塩が決め手という、シンプルさがお気に入り」と、木南晴夏も塩パンに注目!

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トレンドパンの中でもひときわ注目されているのが、塩やバター、小麦粉といった素材が主役の“塩パン”。シンプル故にごまかしが利かないとあり、ベーカリーの実力が測れると言っても過言ではない。今回は、そんな大流行中の塩パンを、無類のパン好きで知られる女優の木南晴夏が実食レポート!

【写真を見る】「パンシェルジュ3級」も取得しているほど、無類のパン好きとして知られる木南晴夏。人気店の絶品塩パンを実食レポート!

暇を見つけては自らパンを焼いたり、パン店巡りを欠かさない彼女にとって、塩パンは今まさに注目のパンの1つ。

「食パンやベーグルといった、基本的にシンプルなパンが好きなんですよ。塩パンも、粉とバターと塩が決め手というシンプルさが気に入っていて、街で見かけるとつい買ってしまいます(笑)」

人気店の塩パンを食べ比べてもらったが、生地の断面などを見比べながら、素材1つ1つを確かめるように味わっていた。

「どれも見た目は似ているのに、生地の食感やバターの風味、塩味の強さなどが本当にバラバラなのには驚きました。教えてあげたいおいしさでもあるので、プチみやげにいいかも」とのこと。

素材などに店ごとのこだわりが明確に表れる塩パン。食べるほど奥深いその味に、ハマってしまうこと間違いなし!

■ ドンク/「旨み岩塩のロールパン」(141円)

都内1店舗当たり1日最大約120個を販売。加塩バターを包み込み、さっくりと焼き上げた生地に、フランス・ロレーヌ地方の岩塩をトッピング。トースターで温め直すとカリッとした食感に仕上がり、バターや塩の旨味もアップ!

「他の塩パンより生地に空洞が少なくて、外側はカリッと、内側はもっちりした食感。割ると香ばしいバターの香りがふんわり」(木南さん)

■ ヴィ・ド・フランス/「塩バターフランス」(108円)

都内1店舗当たり1日約240個を販売。生地に口当たりの軽いスイス産発酵バター使用のスプレッドを巻き込み、表面はサクサク、中身はふんわりした食感に。マイルドでありつつコクのあるアルプス岩塩で味を引き締めている。

「生地がふわっとしていて軽い食感。バターの風味が強いので、クロワッサンみたいな感じ。塩の味もしっかりついています」(木南さん)

■ PAUL(ポール)/「パン・サレ」(162円)

都内1店舗当たり1日約120個を販売。もっちりとした食感の強い生地には、北海道産の小麦粉とジャガイモを使用。香り豊かな発酵バターや南仏カマルグ産の天日塩も使って、後を引く味わいに仕上げている。白ワインとも相性抜群。

「生地に歯ごたえや弾力があって、ほかの塩パンとは全く印象が違います。塩味もやや強めで、焦がしチーズパンのようなイメージ」(木南さん)

■ リトルマーメイド/「塩パン」(118円)

都内1店舗当たり1日約50個を販売。上面のカリッとした焼き皮と、有塩マーガリンが染み込んだしっとり生地とのコントラストがポイント。旨味の強いフランス産ゲランド塩のトッピングが味わいのアクセントに。

「マーガリンの風味が強くて、かなり甘味がありますね。生地の下の部分にマーガリンが染みていて、しっとりしてるのもいいです」(木南さん)

■ トーホーベーカリー/「GOLD塩バターロール」(110円)

1日1000個を売り上げる看板商品。1個につき約10gのバターとフランス産ゲランド塩を使用したリッチな風味が特徴。数ある塩パンの中でも、カリッとした表面ともちもちの中身、染み出したバターでサクサクに仕上がった底面の、食感のコントラストが鮮やか。

「ひと口噛むごとに、バターがじゅわっと染み出してくる感じ。それでいて食感は軽いので、何個でもパクパク食べちゃいそうです」(木南さん)【東京ウォーカー】