11月に相次いで経営統合が報じられた地銀は、頭取の経歴に共通点があった。横浜銀行と東日本銀行(東京都)の頭取は、東大法学部を卒業後、大蔵省に入省し、国税庁長官を務めた。肥後銀行(熊本県)と鹿児島銀行の頭取は、いずれも慶大商学部を1975年に卒業し、卒業後に今の勤務先に就職した。『日本経済新聞』が11月26日から連載する「迫真地銀再編」は、横浜銀・東日本銀の「手掛かりとなったのは旧大蔵省人脈だった」、肥後