17安打26得点で太成学院大高が圧勝20点目が入った時に、南の捕手の小林拓生(2年)が内野陣に声を掛けた。「声出していくぞ!前向いて!」その声はグラウンドだけでなく、スタンドにも聞こえるほどだった。太成学院大高は、初回からマウンドの小林正に襲い掛かった。アウト1つをとるのに、外野の奥まで打球は数回転がった。1回こそ、4点で攻撃が終わったが、2回は9点、そして3回は12点だ。打者はほぼ4巡目となっていた。ス