校庭にはたくさんの子どもたちがいて、なわとびやボール遊び、ブランコをしている。でも、主人公の「ぼく」はひとりぼっち。みんなのいる世界と「ぼく」がいる世界は、同じ場所に見えて、むこうからは見えていない……。みんなとは少し違う「ぼくの世界」を持つ自閉症の男の子を主人公にした絵本『ぼくはここにいる』(小峰書店)が刊行された。これは、ベストセラー絵本『ちいさなあなたへ』(主婦の友社)のピーター・レイノルズ