ものごとを無理に進めようとすれば、必ず反動が来る。世の理である。菅さんという前の総理大臣が意欲を燃やした脱原発政策(正確には「減原発」でしたか…)は、その典型になってしまった。新しい首相に決まった野田佳彦さんなるお方、菅さんの路線を覆すのが当然とばかりに「原発容認」である。菅さんが7月に脱原発を高らかにうたった直後に、こう語っている。「完全に原発をゼロにするのは個人の夢としてはあるかもしれな