2011年3月大学卒業予定者の内定率が過去最低の水準であることが、厚生労働省と文部科学省がとりまとめた「2010年度大学等卒業予定者の就職内定状況調査(10月1日現在)」で分かった。調査によると、大学の就職内定率は57.6%で前年同期を4.9ポイント下回り、1996年度の調査開始以来過去最低の水準となった。男女別にみると、男子は59.5%で前年同期を3.8ポイント下回り、女子は55.3%で前年同期を6.3ポイント下回っている。