民主党政権が如何に国益を損し国家を担う統治力に欠如しているかは明白です。尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件で勾留した中国人船長の釈放を決定した那覇地検の判断に対して、仙谷官房長官は「地検独自の判断だ」と繰り返しましたが、そんな言い訳を信じるものは誰もいません。中国の要求に屈した今回の釈放劇の代償は、尖閣諸島という領土の危機に留まりません。主権国家は、領土、国民、主権の3要素から成り立っています。つまり領