選挙に当選するためには「地盤」(後援会などの支持組織)「看板」(知名度)「カバン」(資金力)が不可欠だとされる。この「3バン」を最初から持っているとされるのが世襲議員だ。   世襲議員をめぐっては、「政治家への『新規参入』の障害になっている」といった批判も根強い。世襲の何が問題なのか。自身も「非・世襲」で、2009年の衆院選では自民党の選挙対策副委員長として、党内から反発