リヨンが今シーズン優勝を逃した原因のひとつは得点力の低下にあった。チームの総得点は前シーズンを20ゴールも下回り52得点。FWのコマが少なく、“ベンゼマ依存症”の感が否めなかった。リヨンは、ベンゼマが得点した試合はすべて勝って14勝(17得点のうち3試合は2得点)、一方ベンゼマ不発の試合は6勝7敗11引き分け。とくに3月に入ってからのベンゼマのスランプは、優勝を争う場面でチームの成績にじかに跳ね返った。来季