レイ・ネイラーは1990年代半ばより作家活動をはじめ、これまで発表した中短篇は四十篇以上。2022年の初長篇The Mountain in the Seaで、ローカス賞第一長篇部門を受賞している。本書は2024年に単行本として刊行された中長篇で、ヒューゴー賞ノヴェラ部門に輝いた。舞台は近未来のシベリア。遺伝子工学によってマンモスの群れが復活された。ここには彼らが棲息可能な環境があり、ゆくゆくはマンモスを一環とする、豊かな生態系