横浜市青葉区の住宅で住人の後藤寛治さん(75)が死亡した強盗殺人事件で、実行役の1人が後藤さん宅から持ち出したとみられるキャッシュカードで、現金を引き出そうとしていたことが23日、捜査関係者への取材で分かった。襲撃時に暗証番号を聞き出した可能性があるが、現金は引き出されていなかった。後藤さん宅からは現金約20万円が奪われており、神奈川県警は実行役らがさらに現金を手に入れようとしたとみている。