27日投開票の自民党総裁選は第4コーナーを回り、最後の直線勝負を迎えた。史上最多の9人に上った各候補は自らの政権像を掲げながら、外交・安全保障や経済政策、社会保障など「定番メニュー」の論戦を繰り広げてきた。ところが、今回の総裁選では、これまでまったく取り上げられなかったテーマが大きな争点になっている。自民党内で賛否が割れる選択的夫婦別姓の導入だ。総裁選で盛り上がる、選択的夫婦別姓の議論「子どもが生ま