富士山では7月1日、山梨県側の吉田口登山道が開通し、夏山シーズンに入る。外国人を含む登山者増加による登山道の混雑解消に向け、県は1日当たり4000人の人数規制と1人2000円の通行料を導入。インターネットを通じた事前予約システムを運用し、5合目付近に仮設ゲートを設置した。記録的な円安を受けて各地で訪日客が増加する中、「オーバーツーリズム(観光公害)問題の正念場」(長崎幸太郎知事)と位置付ける規制