【ワシントン時事】米連邦準備制度理事会(FRB)は26日、米国の大手銀行31行を対象にした2024年のストレステスト(健全性審査)の結果を発表した。著しい景気後退に陥った場合でも、全行が健全性を示す中核的自己資本比率の最低要件を上回ると試算。バー副議長(金融規制担当)は「十分な資本を確保している」と評価した。審査では、前年とほぼ同様の「深刻な景気後退」を想定。失業率が10%に上昇し、商業用不動