東京都には、少子化対策や首都直下地震への備え、中小企業支援などさまざまな政策課題が山積している。関連する事業の実施には多額の費用が見込まれるだけに、既存の施策を見直しつつ、優先度の高い取り組みに予算を振り向ける行財政改革が不断に求められる。都知事選(7月7日投開票)でも、各候補者は改革に向けた考え方を披露している。現職の小池百合子氏(71)は「ワイズスペンディング」(賢い支出)で、2期8年の任