一体なぜここに自動販売機を置いたのか、果たしてこの場所で儲かるのか、気になることを運営者に尋ねてみた(筆者撮影)ある日のこと、鹿児島の海沿いを運転していたら「海ぶどうと魚の自販機」の看板が目に飛び込んできた。縁遠く聞こえる「魚」と「自販機」の言葉の組み合わせが妙に気になり、車を停めて寄ってみた。その自動販売機は桜島を後ろに望む、とても景色のいい場所にあった。 人口50人に満たない小さな集落に「魚の自